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〜1946年創立〜

書道研究 墨州院


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ここでは、書道研究墨州院主宰・会長菊池春苔の作品の解説や文房四宝について紹介します。


作品

粋白(淮南子)半折1/2


《揮毫日》
平成28年6月20日(月)

《文房四宝》
・筆
羊毛ムジナ(神技堂)
@4,320(4,000)

・墨
磨りおろし生墨翰墨自在(呉竹)
@3,240(3,000)

・紙
半折玉奏(墨州堂)
@6,500(5,500)

・印
 故千田得所 刻
  白文7分角(3顆組中の1顆)
  毎日書道会参事
  毎日書道刻字部審査会員
  書道芸術院展篆刻部審査員
  日本刻字協会理事長
  篆刻研究石心会主宰

・印泥
綺麗(慶花堂)
2両装@10,800(8,000円)


《作品解説・コメント》
 6/20(月)15:30、雨上がりの蒸し暑い日、稽古の合間に。明日から毎日書道展入賞審査関係で、約1週間の出張となる。この作品研究は、各種手本を揮毫した後の、最後の大仕事である。 何とか切りの良いところまで揮毫したかった。5日前の、先月号の揮毫時辺りから抱えていた、今後の生活環境や人生がガラッと変わらざるを得ない私的な苦悩で、気もそぞろである。 が、何かやっていないと、気が滅入るどころか、心が折れそうになる。そのような状況下で筆を揮る姿を眺めている、もう一人の自分がいる。それは、いったい誰なのであろうか。 5年前の大津波震災で、命以外の、家屋や殆どない財産、嫌なことも全て、文字通り水に流したと思っていたのであるが。これでは、折角の再建も水泡に帰すようなものである。 暫くは、この状態を受け入れながら、気持ちと何とかして折り合いをつける以外に術はない。
 少画数で間が持てず、紙質の関係か、墨は淡くなるばかりで、思ったように滲んでくれない。 何とか打開しようとするも、心ここに非ずで、同じことを繰り返している。 特に変わった表現をと考えているわけではないのだが、表情や変化に乏しく、 やや重々しい線は、自己の特徴が表出しなかった証左であろうか。 楽な兼毫筆用いたことによるのかも知れない。







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